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スタイルストーリー

海のそばで暮らしたい、私が建てた、プラウドな家。
『古い二世帯住宅の不便さから、新しいアイデアを隅々に取り入れました』
落ち着いた薄いグレーを採用したリビングダイニング。背の高いものを置かないことで広さは強調された。

女性3人がゆったりと動けるようにキッチンのカウンターは長く、そして広く配置。大勢のお客様にも対応するためおおきなおナベなどを収納することも考慮されていた。

リビングをぬけるとタイル張りのテラスがそのまま続く感覚。

ほとんど口を挟まなかったというご主人の希望はバー感覚の壁。大好きな小説とビールでご満悦ですか。

落ち着いた色のタイルを採用したバスルーム。大きな鏡はやはり広さを演出してくれます。

一階は人が集まるスペース、二階は家族のくつろぎの空間に。
 藤沢市辻堂海岸にほど近い住宅の中にある、ひときわ広い敷地に建つ白い二世帯住宅がI邸。先代からの古い二世帯住宅を建て替えるという計画は3年間もあたためられ、奥様を中心に住宅展示場やいくつもの実例を見て回ったという。そして結果デザインと設計力からハウゼリゾートに依頼することになった。
 そのプランの主力メンバーとして参加したのは、なんとご主人の友人のデザイナーと奥様。全体のデザインやカラーリングなども細かに相談されたという。
 その大きなテーマは、古い二世帯住宅で感じた不便さを解消すること。たとえば共有のバスルームの他に2階にシャワールームを設置。これは1階に来客があるときにも気兼ねなく利用できる。1、2階の二世帯住宅ではなく隣接する二世帯だから完全に仕切らずにプライベートを保つことを考慮している。
 近隣に多くの親戚がお住まいになっているため邸に集まることもある。友人があつまったり、リビングダイニングは特に広くレイアウトされている。キッチンから続くカウンターは、そんな時のために大皿のお料理を配膳するのにとても有効。
 二人のお嬢さんとキッチンに入ることもあるため、3人でも余裕のあるスペースを確保。リビングから同系色のタイルを貼ったお庭はリビング感覚で、家の中に居ながらにして風と光を感じ取れることにこだわった。広いリビングダイニングとキッチン、小さな奥様のスペースを1階に配した一方で、2階は階段部分から床にはカーペットを使用して、寝室を配したフロアはすべてくつろぎのスペースに、とこれも奥様のアイデア。
 さらにスッキリとした空間を大切にするための工夫もたくさん。玄関には靴を大型クローゼットで収納して履物を置かない。そんなセンスの良さは二人のお嬢様のプライベートルームにも浸透しているのか、どのお部屋もスッキリとしている。生活感がないというよりも清潔感があるのだろうか。
 数々の実例を体験してきたことと、ご自身のセンスの良さが随所に反映されたプラウドなお宅でした。

それぞれの個性に合わせた寝室はどこもスッキリ、ご家族全員のセンスが一致している証拠でしょうか。
この記事は『バイザシー vol.20』に掲載されたものを転載いたしました。
『バイザシー vol.20』
2009年7月24日発行
発行・制作 株式会社ワイズアンドアソシエイツ
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