ブルックリンスタイルの家

Works

Shinjyuku, Tokyo

東京都新宿区

都市部の閑静な住宅街の中にある計画地の、高低差のある敷地レベルを活用し、日当たりを確保した快適な住環境をご提案しました。
外観デザインは水平・垂直ラインを強調した端正な佇まい。アプローチ側壁を斜めに傾けることで躍動感あるダイナミックな造形を創りだしています。

色彩と素材感はダークトーンとタイルの質感をアクセントに、シンプルでありながら重厚感ある印象を演出しました。

水平に伸びた庇（ひさし）に、斜めの壁と黒のタイルを組み合わせが特徴的な外観。車庫に作られた門型のデザインが、更にシャープなイメージを印象付けています。

シンプルながらも造作の靴箱と飾り棚が横方向ににラインを創ることで、のびやかに内部へと視線を誘導します。また、吹き抜けと縦長の窓が上部への空間も感じさせてくれます。

アクセントの壁面には柱やキッチンにも使用しているレンガを用い、色調を揃えた家具やブラインドとコーディネートすることで、ブルックリンスタイルのリビングが完成しました。

シンボリックなレンガを貼った柱がLDKの中心でその存在感を放ち、エタノール暖炉の炎が、視覚的にも体感的にも暖かな感覚を与えてくれます。

リビングとダイニングの中間領域には吹き抜けを配置。そこにラフに置かれたテーブルで、光の恩恵を受けながら優雅なひと時を堪能できます。

対面キッチンの壁に貼られたレンガとこだわりの家具により、アンティークなカフェスタイルを演出。日々の生活の中のちょっとした非日常感をデザインしました。