博物館のような家
横浜市青葉区
1980年代の名作ドラマ『金曜日の妻たちへ』の舞台となった、高台角地にある計画地。その日当たりと眺望を謳歌するためのゾーニングを実現しました。
曲線を描いたダイナミックな壁面は街並みのシンボルとなるような存在感のある石張りを採用。博物館のように時間や歴史の積み重なった重厚なイメージを形にしています。
インテリアは、地下のエントランスから2階までつながる3層の吹抜け空間に、フィッシュボーンの形をした軽やかな鉄骨階段を配置することで開放感・連続性を演出しています。また、外部と内部が連続するような関係を作り出すために、外壁の石張りを室内にも連続させて曲面を描き、建物に包まれるような感覚をデザインしました。